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S山日記

2023.04.14

今日は「にょにょにょにょ~ん」な逸品をご紹介。

ども! 春になってレースが解禁になったことでタニモト社長がソワソワバタバタしているのを横目に、何のコラムネタも更新せずにゴールデンウィークがくるのをただぼんやりと心待ちにしているS山です!(コラッ!)

 

本日のテーマは「にょにょにょにょ~ん」。

あ、「うにょにょにょ~ん」がいいかな。

いっそのこと、「ぐりんぐりん」でもいいよ~。

ってことで! いってみよう!

 

「にょにょにょにょ~ん」の正体は?

はい、こちら!

さて、何でしょう♫

・・・と振ったところで、「まさかの知らないのはS山だけ」説が急浮上ちゅう(@_@;)

 

え?

これ、わかります?

これが何なのか、みなさん、わかってます~~?

なんかウネウネしたやつ!

なんかー、ボンネットを開けたところに入ってるやつでー

それをー

これで巻いたのー。

 

・・・あ、ダメ?

薄さが売りのS山さんコラムでも、さすがにこれでは無理?

わかりました! ちゃんと説明します(`・ω・´)ゞビシッ

じゃあみなさん、しっかりついてきてね!!

 

うにょってる物体の名前は? それは、エキゾーストマニホールド。

エキゾーストマニホールドとは? それは、エンジンから出た排気ガスをタービンに流すためのもの。

タービンとは? それは、空気を圧縮するための風車みたいなもの。

空気を圧縮するとは? ・・・って、終わらないぞ(;´Д`)

うーん、S山さん的には連鎖的に説明が必要すぎるので、とにかく「エキマニ」って呼ばれてるやつ、ということで置いておこう。

(最初からそれでよかったやつね。)

 

で、それを、こちらのサーモバンテージで巻き巻きした、と。

あ、もちろんタニモト社長がね。

 

ん?なんで巻き巻きしたの?

「基本的には、純正のエキマニには遮熱板でできた囲いが被せられているんだけれども、これは純正のエキマニの形とはぜんぜん違うから、その囲いが被せられない。だからこのサーモバンテージで直接巻き巻きした」とタニモト社長談。

 

え?じゃあどうして純正のエキマニとぜんぜん違う形のエキマニにしたの?

「排気ガスの流れの効率が純正はよくない。そのパイプが太くないから通る道が狭いし。だから、排気効率のことを考えてこれにした。」んだって。

 

なんでこれだったの?

「普通は材質がステンレスなんだけど、これは鉄。鉄だとエキマニが割れにくいからね。」ってことで。

 

え、待って! エキマニってそんな割れるの?

「車高が低い車が~△〒〆∞≒※・・・・(ピーーーーーーー音)」・・・。

(※当店では車検適合の合法車しか取り扱っておりませんm(_ _)m)

 

ま、この後もいろいろ説明を聞いたわけなんですが・・・

えーっと・・・

ここのコラムを読んでくれている人には「説明よりも写真が好き♡」という人が多いはず!

ということで、とりあえず、巻き巻きの巻具合をアップでご覧くださ~~~い♡

いや~、素晴らしい巻具合でしたねっ☆

 

ちなみに、こちらのバンテージ。

タニモト社長に「何か一言!」とアピールポイントをお尋ねしたところ、

「耐熱温度がすっごい高い!1370℃まで耐えれるっっ!すごくよく伸びるっっっ!巻きやすい!あと、なんやらかんやら・・・」

と、「何か一言!」の言葉の難しさを実感しながらメモるS山 ・・・_φ(・_・

 

とにかく「見た目がすごくキレイ」なんだそうです!(←いろいろ聞いた中で、S山共感ポイントはココでしたっ!)

よくあるのは白い包帯みたいなやつなんだけど、古くなると茶色くなって破れてボロボロ、もしくは真っ黒に汚くなってしまうらしいのが、こちらはチタン製で巻いてキレイ。古くなってもキレイ。

ほほぅ。そこ、共感しかない♫

 

でも、巻いてく作業中はとにかくかゆいらしく。

「チタンを混ぜたガラス繊維の帯なので、切った時にささくれが結構出る。それが手に当たってかゆいのよ~~~」とかゆかった話をしてくれている最中に、「あ~、思い出したら痒くなってきちった」とポリポリ掻き出したタニモト社長。

「話してて思い出したらかゆくなるって、そういうことあるよね~?」と満面の笑みで問いかけてくるタニモト社長。

優しい笑顔で彼がポリポリ掻いていたのは・・・「足」でした。

 

「まさかそれを足で巻いたんっすか?」とは聞かない。聞けない。

大人の対応もできるS山さんであることを実感 (ㆁωㆁ*)

 

そして、こちらの今回のエキマニ装着後がこちら!

こうなってます!

なるほどーーー。

おもしろい!

・・・と写真をマジマジ見ていると、タニモト社長からの追い解説、いただきました。

「排気ガスの温度が800~900℃だから、エンジンにくっついているカプラーがプラスチックだったりとか、ABSとか、あとボディが鉄だったりするから、これを巻いてなかったらエンジンルーム内に熱が放出されて、プラスチックが溶けちゃったとか、配線がダメになっちゃったりとか、ボディが熱で柔らかくなってしまったりすることもあるんだよ~」

そういうことになるので、こちらのバンテージを巻き巻きした、とのこと。

(猛烈に勉強になっているぞ! ありがとう、タニモト社長!)

 

そいでもって、ボンネット裏に貼られたこちらの金色のペカーっとしたもの。

エキマニ横のホースみたいなのにも巻かれてますね。

こちらは遮熱材。(「断熱材とは違うんだぜ。」byタニモト社長。)

ま。早い話が、外からの熱を弾き返すためのものだそうですが、エキマニから出る熱を周りに伝えないようにするためのものだそうです。

そうやって、車のボディやエンジン廻りの部品たちを守る装備を念入りにしているわけですね。

(F1のエンジンはもちろん、NASAで人工衛星にも使われていたらしい、すごい素材らしいぞ!)

 

そして最後に。

「断熱にやりすぎはない!」という信念を熱く語るタニモト社長。

レースカーなんかはエンジンルームを金ピカのピカピカにしているものもあるけど、それはイヤラシイ。

大切なところだけをしっかりと守る。

そして、ゴールドにシルバーを合わせることでシックで控えめなオシャレを。

そう語りながらくわえたタニモト社長のアイコスもまた、海老茶色のシックで控えめなオシャレなケースであった。

 

今回のまとめ。

「にょにょにょにょ~んの正体。

それは、シックでオシャレなすぐれもの。」

う~ん、深いっ!

 

S山コラムにしては珍しく、かなり勉強になる今回の内容でしたね!

これを機に、S山コラムも内容がどっぷり濃ゆくなっていくのか?

はたまた今回の反動で、次回はサラッサラのうっすーーーーい内容になるのか?

乞うご期待です!

ではまた、次回のコラムでお会いしましょう!

 

※エンジンルームの断熱&遮熱は、まだまだできる!と力説しておりましたが、「やりすぎたら、今度は外す時にめんどくさい!」というジレンマもあるそうです。

 

次回の予告。

「ニューカマー登場?! C’z-SUNの春のお買い物」

お楽しみに!

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